Agentic Resource DiscoveryでエージェントにサイトのAPIを見つけてもらう

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この記事は Dries Buytaert 氏の公式ブログ「dri.es」の翻訳記事です。Driesブログの記事一覧よりすべての翻訳記事をご覧いただけます。

昨日、サイトの検索APIをエージェントに知らせるAPIカタログについて書きました。すると、Google・Microsoft・GitHub・Hugging Face・Cisco・Nvidia・Salesforceを含むワーキンググループが先月発表したドラフト仕様、ARD仕様を教えてもらいました。

ARDが昨日のAPIカタログに加えるのは、ディスカバリー(発見性)です。エージェントがあなたのサイトを知らなければ、APIカタログを探そうとは思いません。たとえば「Drupalの未来について何が書かれているか」とエージェントに聞いても、おそらくGoogleを検索するでしょう。dri.esやdrupal.orgを直接確認しようとはしないかもしれません。

ウェブは何十年も前にディスカバリーの問題を解決しました。検索エンジンが適切なサイトを見つけてくれるため、答えがどこにあるか知らなくてもたどり着けます。

ARDはAIエージェントに検索エンジン的なディスカバリーをもたらします。ARDレジストリはウェブを巡回してサイトが公開したカタログを収集し、検索可能なインデックスに追加します。エージェントはレジストリに「Drupalの未来について答えられるのは誰か?」といった自然言語の問いを投げかけられます。レジストリは関連するリソースのランク付きリストを返し、私のサイトの検索APIをエージェントに案内するかもしれません。

オプトインするには /.well-known/ai-catalog.json にマニフェストを公開します。私のサイトが現在返す内容はこちらです:

{
  "specVersion": "1.0",
  "host": {
    "displayName": "Dries Buytaert"
  },
  "entries": [
    {
      "identifier": "urn:air:dri.es:search",
      "displayName": "Site search",
      "type": "application/openapi+json",
      "url": "https://dri.es/openapi.json",
      "description": "Full-text search across the site's content, ranked by relevance.",
      "representativeQueries": [
        "Find posts about the future of Drupal",
        "What has been written about open source sustainability?",
        "Find writing about digital sovereignty",
        "How is AI changing how we build websites?",
        "Search Dries Buytaert's blog and notes"
      ]
    }
  ]
}

各エントリはエージェントが使えるリソースを説明します。ARDは「リソース」を意図的に広く定義しており、API、MCPサーバー、別のエージェント、スキル、さらには多数のリソースを含むネストされたカタログも対象になります。

私のサイトが提供するリソースはシンプルな検索APIひとつだけです。ARDエントリは昨日紹介した既存のOpenAPIドキュメント(https://dri.es/openapi.json)を指すだけなので、実装は1時間もかかりませんでした。つまり、同じAPI説明を2つ目のディスカバリーの仕組みからも利用できるようにしたということです。

representativeQueries フィールドが面白いところです。レジストリがエージェントの意図とマッチさせるために使うサンプルの問いかけを列挙します。今は最初の試みとして入れていますが、実際にどう使われるかを見ながら見直していく予定です。

コントリビューターとして名を連ねる11社のうち、主要ドメインでAIカタログを確認できたのはHugging Faceだけでした。Hugging Faceは初期のレジストリも運営しています。そこで試しにHugging Faceのレジストリに問い合わせてみました。仕様で定義されたプロトコルには正しく応答しましたが、私の問いかけに対しては、Hugging Faceがホストするスキルしか返しませんでした。

広く普及するかどうかは、主要エージェントがARDレジストリを参照するようになるかにかかっています。MicrosoftとGoogleとGitHubはワーキンググループのメンバーですが、OpenAIとAnthropicは参加していません。Googleは数ヶ月以内にAgent PlatformをARDレジストリに接続すると表明していますが、仕様がどこまで広く採用されるかはまだわかりません。

私のブログにこれが必要かというと、おそらくそうではありません。より恩恵を受けるサイトはほかにあります。ECサイトなら商品検索とチェックアウトAPI、レストランなら予約システム、市役所なら各種申請の予約システムを公示できます。

これらのサイトの多くはコンテンツ管理システムで動いています。デフォルトでARDを通じた機能の発見性を提供するCMSがあれば、それは面白い存在になり得ます。こうした実験は、DrupalがそのCMSになるべきかどうかを理解するのに役立っています。

By Dries Buytaert

この記事は 「Helping agents discover my site search with Agentic Resource Discovery」(投稿日:2026-07-23)の翻訳記事です。

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